IDホールディングス、世界19拠点でのPC管理に「AssetView」を導入
今回は「IDホールディングス、世界19拠点でのPC管理に「AssetView」を導入」についてご紹介します。
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IDホールディングスは、統合型IT運用管理ソフト「AssetView」を導入し、業務効率化の実現と堅固な社内ITを確立したという。同製品を提供するハンモックが8月22日に発表した。
AssetViewは、PCの資産管理や情報漏えい対策を強化する法人向けのソフト。組織内のクライアントPCの情報を収集する機能に加え、クライアントPCの設定や制御、ポリシー違反への警告、セキュリティ対策を行う。必要な機能やサービスのみを必要なライセンス数だけ購入できるため、最小限のコストで導入できる。
今回、同製品を導入したIDホールディングスは、ITシステム運用やシステム開発など、幅広いITサービスを多種多様な業種の顧客に提供するIDグループのホールディングカンパニー。同社では、PCの盗難や紛失があっても情報漏えいに至らないよう対策を講じていたが、IT資産の管理は「Excel」を用いた台帳などを使い、管理担当者が人力で行っていたという。
管理担当者の省力化とセキュリティ強化のため、従業員から紹介されたAssetViewの導入を検討。現場が求めていたデバイス制御やIT資産管理の機能が1つのソフトウェアで統合管理できることが評価され、導入を決定したという。PC操作のログ管理機能が搭載されていたことも評価された。
また、同社では従業員がPCでUSB機器を使用できない設定にしており、従来は各PCを1台ずつ回り、デバイスマネージャーから制限をかける措置をとっていた。AssetView導入後は、遠隔でも管理コンソール上から容易に設定できるようになり、従業員からのUSB機器の使用申請があった場合でもデバイス制御機能を使い、即時に設定の変更ができる。ほかにも、PC更新管理機能を活用することで、大型アップデートがあった場合でも夜間にアップデートを行うことができ、作業効率が向上したという。
現在は、中国やシンガポールなど海外拠点を含む19拠点の2300台のPC管理にAssetViewを利用。社外持ち出し用のPCはウェブフィルタリング機能を追加導入し、本社管理のPCにはPC更新管理機能を追加導入することで、全てのPCを統制している。