マイクロソフト、「Windows 11 22H2」の新機能をプレビュー版で提供開始
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Microsoftは、同社の「継続的イノベーション」モデルに従い、「Windows 11 22H2」に対する新たな機能を「Windows Insider」プログラムの参加者らに提供し始めた。
新機能は、一般提供を開始すると既に発表されていたものであり、Windows Insiderプログラムの「Release Preview」チャネルでWindows 11 22H2の「ビルド22621.608」(KB5017389)として提供されている。
同社は継続的なイノベーションの実践に向け、年次の更新プログラムだけでなく、月次のサービスアップデートや、「Microsoft Store」経由でのアップデートなどを通じて新機能を提供する。そして今回が、継続的なイノベーションに基づく初の新機能リリースとなっている。
Microsoftは米国時間9月30日に、ビルド22621.608をプレビューアップデートとしてもリリースしている。これは、同バージョンにおける初のサービスリリースとなり、複数のバグ修正を含んでいる。10月の第3週目あたりに提供されるこのサービスリリースにより、ユーザーは11月8日に予定されている次期「Patch Tuesday」アップデートの互換性をテストできるようになる。
Windows InsiderプログラムのRelease Previewチャネルで公開される新機能には、タブ対応版「エクスプローラー」(File Explorer)や「Suggested Actions」、タスクバーの「オーバーフロー」メニュー、デスクトップなどのデバイス向けの新たな近接共有オプションが含まれている。これらはすべて、2021年のWindows 11 22H2のプレビューリリースで明らかにされていたものであり、9月20日から段階的にロールアウトが始まったメインストリームでも展開され始めている。
Windows Centralが指摘しているように、今回初となるこの「フィーチャードロップ」(feature drop)は10月に「Windows 11」の一般ユーザーに向けてロールアウトが開始され、11月の月例パッチ後にはほとんどのユーザーの手元に届いているはずだ。情報筋の話によると、Microsoftは次回のフィーチャードロップを2023年の2月か3月に計画しているという。
Windows Insider Programチームは同社ブログに、「Windows 11のバージョン22H2を利用している顧客に向け、Windowsのイノベーションと価値を継続的に届ける取り組みの一環として、一連の新たなエクスペリエンスを10月に用意している。新機能の一部は、Windows InsiderプログラムのRelease Previewチャネルにおいて、Windows 11 22H2の『ビルド22621.608』(KB5017389)としてロールアウトを開始している」と記している。
Microsoftによると、Suggested Actions機能は米国とカナダ、メキシコの顧客に向けて提供されているという。また、タブ対応版のエクスプローラーを利用することで、ファイルのピン留めが可能になるとともに、ユーザーの「Microsoft 365」アカウントに基づいた提案が行われるようになる。
Microsoftはすべてのユーザーに対して同時には新機能を提供していない。これは、改善に向けたフィードバックを収集するためだ。