ガジェット利用の持続可能性を向上–環境配慮とコスト削減に役立つ6つの方法
今回は「ガジェット利用の持続可能性を向上–環境配慮とコスト削減に役立つ6つの方法」についてご紹介します。
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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
環境への影響を軽減する基本的な方法は、誰もが知っている。それは、プラスチックやアルミニウムのリサイクル、できるだけ徒歩や公共交通機関で移動、部屋を出るときの消灯、迷惑な郵便物の登録解除、といったことだ。
確かに、リデュース(ごみ削減)、リユース(再使用)、リサイクル(再生利用)は好きなだけできるが、テクノロジーデバイスに関しては、持続可能性を高めるためにできることがもっとある。
持続可能性は幅広い概念ではあるものの、専門家たちは、購入するテクノロジー製品に注目するだけでなく、デバイスの使い方によってテクノロジーの「グリーン化」に多少なりとも影響を与えられるという点も意識するように推奨している。
The Nature Conservancyによると、平均的な米国市民の年間のカーボンフットプリントは16トンだが、世界では約4トンだという。
自分自身が持続可能性に与える影響について考えるときは、持続可能性が何を意味するのか、自分個人にとって何が重要かを考慮する必要がある、とGartnerの著名なアナリストであるEd Anderson氏は述べた。
「実際に、『持続可能性とはどういう意味なのか』と人に尋ねても、具体的な答えを得るのは難しい」。同氏は米ZDNETにこう語った。「そのため、持続可能性が実際にどんなものかを理解することが、2023年におけるコンピテンシーになるだろう」
持続可能性の意味は人によって異なり、特にその人のライフスタイルに左右される可能性がある。The Nature Conservatoryは、便利な持続可能性計算ツールを提供して、居住地や移動の頻度、運転する車、食事に基づいてカーボンフットプリントを見積もれるようにしている。
皆さんは、飲料水のペットボトルはリサイクルするのに、古いスマートフォンやGPSデバイスは動かなくなるとすぐごみ箱行きにしていないだろうか。持続可能性に関しては、どんな小さな習慣でも重要であり、テクノロジーを正しい方法で利用して自分のカーボンフットプリントを測定することが不可欠だ、とAnderson氏は述べた。
「持続可能性だけにとどまらない段階へと進む必要がある。重要なのは、適切な持続可能性の成果につながる具体的なものや具体的な活動だ」
古いデバイスのリサイクルは、デバイスの購入と同じくらい簡単であるべきだが、古いガジェットを処分する方法や場所を誰もが知っているわけではなく、それが原因で電子ごみの量が増えている。
米環境保護庁(EPA)によると、電子ごみは米国で最も急速に増加している廃棄物だという。世界では年間5000万トンもの電子ごみが発生している。
使わなくなったスマートフォン、カメラ、コンピューターなどのガジェットをまだリサイクルしていないなら、すぐに始めるべきだ。幸い、古いテクノロジーガジェットは多数の方法とさまざまな場所で適切にリサイクルすることができる。
Best Buyは全米各地で古い電子機器(1世帯当たり1日3台まで)のリサイクルを受け付けている。電化製品からインクとトナー、ゲーム機、さらにはロボット掃除機まで、さまざまなものを持ち込むことができる。
古いデバイスを下取りに出すと、Amazonギフトカードを受け取れる。「Amazon Trade-In」のポータルでは、「Kindle」や「Fire」タブレット、「Echo」スピーカー、「Ring」ドアベルなどのAmazonデバイスを下取りに出して、対象の新しいAmazonデバイスを最大25%引きで購入できる。