WebAssemblyでサーバレスアプリケーションを開発するフレームワーク「Spin」がバージョン1.0に到達
今回は「WebAssemblyでサーバレスアプリケーションを開発するフレームワーク「Spin」がバージョン1.0に到達」についてご紹介します。
関連ワード (実行可能、記述、開発等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
WebAssemblyに特化したスタートアップFermyonは、WebAssemblyでサーバレスアプリケーションを開発するためのフレームワーク「Spin」がバージョン1.0に到達したことを発表しました。
Introducing Spin 1.0
The open source developer tool supports programming languages such as #Rust #Go #JavaScript #TypeScript #Python C# along with features such as database connectivity, built-in key/value store and more.
Learn about #Spin 1.0 https://t.co/vsb419mdHu
— Fermyon (@fermyontech) March 22, 2023
Spinは、WebAssemblyでサーバレスアプリケーションの開発、ビルド、配信、実行などを実現するためのオープンソースとして開発されているフレームワークです。
「spin new」コマンドでテンプレートが生成され、「spin build」コマンドでコンパイル、「spin up」コマンドでローカルにアプリケーションが実行可能です。
対応する言語はRust、TypeScript、Python、TinyGo、C#。その他AssemblyScript、C/C++、Python、Ruby、Zigなどの言語も利用方法がドキュメント化されています。
Spinを用いることで、これらの言語でHTTPリクエストに対応したインターフェイスを備えたサービスを記述し、WebAssemblyにコンパイルし、イベントドリブンに実行可能になります。
Spinで開発されたアプリケーションは、ローカル環境やKubernetes環境に配置して実行できるほか、Spinの開発元であるFermyonではFermyon Cloudを昨年からパブリックベータで提供しています。
参考:WebAssemblyでクラウドネイティブを実現するクラウドサービス「Fermyon Cloud」がオープンベータで登場
同社としてはSpinが広まることで、それに最適化された実行環境であるFermyon Cloudの存在感を高めたいというところでしょう。