マイクロソフト、高速化した「Teams」のパブリックプレビューを公開
今回は「マイクロソフト、高速化した「Teams」のパブリックプレビューを公開」についてご紹介します。
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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Microsoftは米国時間3月27日、刷新した「Microsoft Teams」のパブリックプレビューを公開した。新しいTeamsアプリでは従来版と比べて、ミーティングへの参加とアプリの起動が2倍、アプリのインストールが3倍、チャットおよびチャンネルのスレッド切り替えが1.7倍の速さで行える。このスピード向上により、使用するメモリを50%、ディスク容量を70%低減できるという。
さらに、複数の組織にまたがって協業するユーザーのサポートも強化された。同時に複数のアカウントにログインして、通知を受け取ることができるほか、IT管理が簡素化され、データセキュリティも強化されている。
同社はブログ記事で、アプリの新しいデザインは、ユーザーからのフィードバックを直接反映させたものだと述べている。
「新しいTeamsは、スピード、性能、柔軟性を基盤に、ユーザーが時間を節約して、より効率的に協業できるようにした」(同社)
パブリックプレビュープログラムに参加しているユーザーなら、すぐに新しいTeamsアプリを利用できる。対象指定リリース(Target Release)プログラムのユーザーは、4月中旬から利用可能だ。それ以外の場合、管理者がオプトインして、新しいTeamsを利用できるユーザーを選択する必要がある。
新しいMicrosoft Teamsアプリは、以下の方法で利用を開始できる。
「新しいTeams」のトグルスイッチを無効にすると、従来のTeamsに戻れる。ただし、通話や会議中に従来のTeamsに切り替えると接続が切れるので、注意が必要だ。
通知の設定は「設定やその他」で行う。「設定」>「通知」>「Windows通知の設定を開く」を選択する。Teamsアプリにアカウントを追加したい場合は、右上のプロフィール写真をクリックして、「別の職場アカウントの追加」を選べばよい。
同社によると、パブリックプレビューではTeamsの新機能のすべてが提供されるわけではないという。今後、サードパーティー製アプリや基幹業務アプリのほか、高度な通話機能や会議機能などが提供される見通しだ。