「KDE Plasma」の「場所」を利用してデスクトップの効率性を高めるには
今回は「「KDE Plasma」の「場所」を利用してデスクトップの効率性を高めるには」についてご紹介します。
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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
「KDE Plasma」は、スキルレベルやニーズに関係なく、あらゆるユーザーが享受できるデスクトップ環境だ。
このデスクトップには、ホームユーザーや学生、ビジネスユーザー、高齢者、開発者など、あらゆるユーザーがOSを簡単に使用できるようにするための工夫がたくさん施されている。
例えば、「Places」(場所)と呼ばれる機能もそうした工夫の1つだ。「Places」(場所)は、ファイルマネージャー用の強力なブックマークツールと考えてほしい。これを利用すれば、デスクトップメニューやファイルマネージャーから、最も重要なフォルダーに簡単にアクセスすることができる。デフォルトでは、以下のフォルダーが「場所」に含まれている。
これらの項目の1つをクリックすると、ファイルマネージャーでその場所が開かれる。
「Dolphin」ファイルマネージャーを開くと、左側のペインの一番上に「Places」(場所)の項目が表示される。これらのブックマークには、2つの方法で簡単にアクセスすることが可能だ。
しかし、「Places」(場所)に新しいフォルダーを追加したい場合は、どうすればいいのだろうか。例えば、「Public」(公開)フォルダーをネットワークと共有しており、そのフォルダーを開いてファイルを編集することが頻繁にあるとしよう。その場合は、「Public」(公開)フォルダーを「Places」(場所)に追加した方がいいかもしれない。
どうすればそれを実行できるのだろうか。実は、その手順は非常に簡単である。以下で詳しく解説する。
必要なもの:これを機能させるのに必要なのは、デスクトップ環境としてKDE Plasmaを使用する「Linux」OSだけだ。それ以外のものは不要である。それでは、手順を実行して、デスクトップの効率性を高めてみよう。
最初に、KDE Plasmaにログインして、Dolphinファイルマネージャーを開く必要がある。
今回の例では、「Public」(公開)フォルダーを「Places」(場所)に追加する。「Public」(公開)フォルダーは「Home」(ホーム)ディレクトリーにあるので、Dolphinファイルマネージャーを開くと、すぐにリストに表示されるはずだ。
「Public」(公開)フォルダーを右クリックして、ポップアップメニューで「Add to Places」(場所に追加)をクリックする。
「Public」(公開)フォルダーがDolphinの「Places」(場所)のリストに自動的に追加され、いつでもアクセスできるようになっているはずだ。