弁護士ドットコム、AI法律相談チャットサービスを試験提供
今回は「弁護士ドットコム、AI法律相談チャットサービスを試験提供」についてご紹介します。
関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
弁護士ドットコムは5月11日、AI法律相談チャットサービス「弁護士ドットコム チャット法律相談(α版)」(チャット法律相談)の試験提供を12日より開始すると発表した。
チャット法律相談は、同社が2007年5月から提供している無料法律相談サービス「みんなの法律相談」に寄せられた125万件以上の相談データから抽出された質問・回答と、Microsoftが「Azure OpenAI Service」で提供する「ChatGPT」を活用したサービス。1日5回まで質問が可能で、24時間、気軽に無料で相談できるサービスとなっている。
ただし、AIによる回答については、内容の正確性や最新性を保証するものではないという。法的な意見を提供するものではなく、また、弁護士が提供するサービスを代替するものではないと弁護士ドットコムは説明する。
弁護士ドットコムは2月、「Professional Tech Lab」と「Professional Tech Fund」を創設し、弁護士や税理士、医師、弁理士、ITエンジニア、ウェブデザイナー、ファイナンシャルプランナーといったプロフェッショナル領域の新しいテクノロジーを用いたサービス開発の研究をしている。
チャット法律相談は、法律相談の中でも上位の相談数を占める男女問題(離婚、浮気、金銭トラブルなど)からスタートし、今後は交通事故、相続、労働問題などのカテゴリーを順次追加していく予定。