ロジクールのビデオ会議ブース「Project Ghost」を体験–相手がより身近に
今回は「ロジクールのビデオ会議ブース「Project Ghost」を体験–相手がより身近に」についてご紹介します。
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筆者は最近、Logitech(日本ではロジクール)の「Project Ghost」を試用する機会に恵まれた。これは同社が1月に発表し、現在はプライベートデモとユーザーフィードバックの段階にあるオフィス用のテレプレゼンスブースだ。Project Ghostは、標準的なPCとウェブカメラを組み合わせたビデオ通話をテレプレゼンスブースというかたちに昇華させた、Googleによる同種の試みである「Project Starline」を思い起こさせる製品となっている。
その目的は互恵的なもの、つまりアイコンタクトやボディーランゲージといった視覚的な気付きを促進することで、ビデオ通話の相手をより身近に感じられるようにするというところにある。自宅のウェブカメラが頭部だけを映し出し、通話ウィンドウの横に一覧タブが表示されているという形式のビデオ通話では、アイコンタクトやボディーランゲージを明確なかたちで把握することは難しいはずだ。
しかしProject Ghostは、光接続よりも高速なインターネット接続を必要とするGoogleの3Dマッピング型のレーザープロジェクターとは異なり、Logitech独自の「Rally」システムや「Tap」ハブといった既存テクノロジーを、米オフィス家具メーカーのSteelcaseが設計した家具の中へとカプセル化している。まとめると、「パンデミックを生き残る」上で最も役立った発明を、実用的なかたちに仕上げた製品ということだ。
ビデオ会議というコンセプトは目新しいものではないが、軌道に乗ったのは在宅勤務が一般的になった時からだ。このため、企業は今日でもビデオ通話のための最適な方法を見いだそうとしている。