DeepL、日本法人「DeepL Japan」設立–日本企業との取引を迅速化
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ドイツに拠点を置き、機械翻訳サービス「DeepL翻訳」を提供するDeepLは7月3日、日本法人である「DeepL Japan」の設立を発表した。
DeepL Japanは、7月より事業活動を本格的に展開し、これまで運営されてきた日本での事業体制をより強固にし、主な顧客である日本企業との取引を迅速化する。DeepLの翻訳をより多くの日本企業に提供し、業務運営や事業の成長を支援するという。
DeepLの創業者で最高経営責任者(CEO)のJaroslaw Kutylowski氏は、「欧州圏(EU・英国)以外としては初の拠点が日本で設けられたことをうれしく思う」と述べ、日本がDeepLにとって2番目に大きな市場に成長したことから、日本法人の設立は自然な道筋と続ける。
DeepLは1月、新たな投資ファンドと提携し、資金調達を得たことで評価額が10億ユーロに達した。また、DeepL翻訳に続く2つ目の製品として「DeepL Write」も発表した。Kutylowski氏が5月に来日した際には、自民党本部を訪問し、AIプロジェクトチームに対し、AIと日本がどう共存していくべきかについて提言した。6月に導入された日本語の翻訳結果における「敬体・常体」機能は現在、30言語の翻訳に対応している。
DeepL Japanは、DeepLにとってEU・英国圏にある4つの拠点に続く、5つ目の拠点で、7月1日時点で所属する社員は21人。DeepL全体の社員数は600人を超えるという。