Windowsの「ペイント」、レイヤーと透過に対応へ
今回は「Windowsの「ペイント」、レイヤーと透過に対応へ」についてご紹介します。
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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
懐かしさを覚える往年のユーザーもいるかもしれないが、1980年代から「Windows」に標準搭載されてきた画像エディター「ペイント」に関するニュースがある。開発者などを対象にした「Windows Insider」プログラム向けのアップデートの一環として、ペイントに2つの大きな新機能、すなわち「透過」と「レイヤー」が追加された。どちらもAdobeの「Photoshop」では長年の定番機能だったが、ペイントにこうした本格的なアップデートが実施されるのは異例だ。
透過は文字通り、PNG形式の画像を背景が透明な状態で開いたり編集したりできるオプションだ。一般的な画像エディターと同様、市松模様の背景が透明部分を示している。画像のどの部分を消しても、白ではなく透明になる。
レイヤーを使えば、図形、テキスト、他の画像などを重ね、それぞれのレイヤーの順番を変えて、これまで以上に複雑な作品を制作できる。透過とレイヤーを組み合わせると、上のレイヤーを消して下のレイヤーを表示するといったことが可能になる。
この2つの機能を、Microsoftが9月8日に発表した、ペイントの新しい背景除去機能と組み合わせるのも効果的だろう。背景除去機能を使えば、ワンクリックで画像から背景を除去し、被写体を滑らかに切り取ることができる。
今のところ、ペイントの新機能はWindows Insiderのユーザーのみが利用できる。