Google Cloud Spanner、価格据え置きのままスループットを1.5倍に向上、ノード当たりのストレージも10TBに増強と発表
今回は「Google Cloud Spanner、価格据え置きのままスループットを1.5倍に向上、ノード当たりのストレージも10TBに増強と発表」についてご紹介します。
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本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Google Cloudは、大規模分散データベース「Cloud Spanner」について価格を変更することなく従来よりも大幅な性能向上を提供すると発表しました。
Google Cloudとしては珍しく、AWSのAmazon DynamoDBを名指しして「DynamoDBよりも高い性能を半額で提供する」と自画自賛しています。
スループットの50%向上とノード当たりのストレージ容量向上
Cloud Spannerは、PostgreSQL互換のデータ型、スキーマ、一般的なクエリにより強い一貫性を備えつつ、1 桁ミリ秒のレイテンシーと高スループット、ファイブナインの可用性 、そしてグローバルな分散機能による事実上無制限のスケールなどを実現しているマネージドデータベースサービスです。
参考:Google、大規模分散DB「Spanner」にPostgreSQL互換インターフェイスを実装。強い一貫性で秒間10億以上のリクエストを処理可能。Google Cloud Next ’21
今回、価格を変更せずに以下の性能向上を既存のユーザーにも自動的に提供すると発表されました。
スループットの50%向上
より高いコスト効率でリレーショナルおよびキーバリューのワークロードに Spanner を活用できます。
ストレージ容量の向上
これまで4TBだったSpannerノードのストレージ容量が、今後10TBに向上します。これによりコスト効率よくデータの保存および管理が可能になります。費用はこれまでと変わらず実際に使用したストレージ容量に対して発生します。
スループットの向上はすでに一部のリージョンで利用可能となっており、ストレージ容量の向上は今後数カ月で展開される予定とのことです。