New Relic、「New Relic Live Archives」一般提供–履歴ログへの即時アクセスを可能に

今回は「New Relic、「New Relic Live Archives」一般提供–履歴ログへの即時アクセスを可能に」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 New Relicは、「New Relic Live Archives」機能の一般提供を開始した。迅速でアクセスしやすい長期的なログ保存ソリューションにより、組織のコンプライアンスリスクへの対応強化を支援する。

 組織は、バーゼル規制、CIS基準、PCI DSS、SOX、SOC 2などの規制を順守するため、ログを数年間保持することが必要となる場合がある。しかし、長期ログの保存は、ホットストレージソリューションかコールドストレージソリューションのいずれかを選択せざるを得ない状況にこれまであったという。

 ホットストレージソリューションは、使いやすいものの膨大なコストがかかる。コールドストレージソリューションは、過度に手間がかかり、履歴ログをアクティブな状態に移動する必要が発生すると、隠れたコストや想定外の請求が生じることも多い。

 Live Archivesは、全てのログをNew Relic データプラットフォームに保管するので、運用ログと同様の扱い慣れたログ管理エクスペリエンスを提供し、履歴ログのクエリーと分析を即座に実行できる。

 履歴ログデータを分析のためにクラウドの内外に移動させることやインデックス作成、フォーマット変換、追加のログツール使用により発生する支払いを回避できる。競合となる主要な長期的ログ保存ソリューションと比べ、Live Archivesが実現し得る最大価値としてコストを4分の1まで低減可能だという。

 履歴ログを最長7年間アクティブな状態に保ち、履歴ログの保存とアクセスを効率化し、データのリハイドレート(データを使用できる状態に戻す工程)、リロード、再インデックス、手動による介入、分析のために複数の場所または階層に移動する必要性を省ける。

 New Relicでは、「30秒で設定が可能」としている。。「New Relic Query Language(NRQL)」を使って、どのログを保管するかを簡単に定義できる。新たなログ収集の仕組みを導入する必要はなく、現在のログを使用してLive Archivesに何を保存するかを決定できる。

 重要な法的証拠開示やコンプライアンス監査の要求にすぐに対応可能なログクエリーで、規制要件を迅速に満たすことでコンプライアンス対応時間を最小化する。

COMMENTS


Recommended

TITLE
CATEGORY
DATE
6月施行の「改正電気通信事業法」、新たな「クッキー規制」とは–IIJが解説
IT関連
2023-06-02 13:24
第2四半期のChromebook出荷数は前年同期比75%の増加
ハードウェア
2021-08-01 12:09
C#クックブック/プログラマー脳/電子回路、マジわからん、など、ITエンジニア向け新刊案内(2023年3月)
新刊案内
2023-03-01 11:31
Vercel、自然言語からUIを生成するサービス「v0」を実験的に公開。Tailwind CSSとShadcn UIをベースに
HTML/CSS
2023-09-20 05:14
GitHub、社内コードを学習させカスタマイズ可能な「Copilot Enterprise」正式サービス開始
GitHub
2024-03-06 21:25
マイクロソフト、「Teams」のバンドル提供を廃止–法人向け生産性スイートで
IT関連
2024-04-03 20:04
多様化するボット–「遮断」ではなく「管理」で講じる対策
IT関連
2022-03-24 00:56
セキュリティ対策の変遷と脅威検知・対応の位置付け
IT関連
2023-10-04 22:19
経営管理のために使用されているツール、「表計算ソフト」が約4割–満足度は約2割
IT関連
2024-03-16 14:50
リコー新社長に専務の大山氏–デジタル企業化への総仕上げを表明
IT関連
2023-02-01 11:26
LIXIL、人事管理SaaSでグローバル人材の育成を推進
IT関連
2022-11-13 06:53
従業員の70%はAIに仕事を任せることに前向き–マイクロソフト調査
IT関連
2023-05-11 16:45
クラウドサービス利用で考えること–すれ違うユーザーとベンダーの思惑
IT関連
2021-06-23 11:24
ツイッターがTweetDeckを有料化か
IT関連
2022-03-25 03:04