静的サイトジェネレータ「Astro 4.5」正式版、コードの問題点などを実際のWebブラウザ上で指摘してくれる「Dev Audit UI」など新機能
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オープンソースで開発されている静的サイトジェネレータ「Astro」の最新バージョンとなる「Astro 4.5」が正式にリリースされました。
Astro 4.5 is here!
Introducing the new Dev Audit UI — Catch real-world a11y & perf issues during development, right in your browser. Available today in the Astro Dev Toolbar!
Plus: View Transition improvements, Multi-CDN, Shiki 1.0, and more.https://t.co/VIFluKrhZp
— Astro (@astrodotbuild) March 11, 2024
Astro 4.0が登場したのは4カ月前の2023年12月ですので、4カ月で5回という速いペースで新バージョンが登場しています。
Astroは、ReactやVue、Svelte、Alpine.js、TypeScriptなどのさまざまなフレームワークやライブラリに対応した静的サイトジェネレータです。
ビルド時にWebサイト全体のHTMLが生成され、しかもそのHTMLには全くJavaScriptが含まれないか、もしくはWebブラウザ上での動作に必要な最小限のJavaScriptのみが残されます。
そのため、非常に高速に表示されるWebサイトの生成が可能である点が、Astroの大きな特徴です。
性能の上の問題などを指摘してくれる
Astro 4.5の新機能は「Dev Audit UI」です。
Dev Audit UIは、下記のようなUIパネル上でコードの問題がある部分を、実際にUIの要素に合わせてビジュアルに表示してくれます。
しかもDev Audit UIでは、Webブラウザ上で実際に動作してみないと分からない問題点について実際にWebブラウザ上で監査し、それを表示してくれるというところが利点とされています。
2月に登場した前バージョンのAstro 4.4では、同様にUIパネルを用いてパフォーマンスに問題がある部分を表示してくれる「Pearformance Audits」機能が提供されています。下記がその例です。
Astro 4.5ではそのほか、シンタックスハイライトツールとしてこれまで使用してきたShikijiからShikiに変更したことや、JSON Schemaの自動生成機能の実験的実装、バグフィクスなどが行われています。
詳細は「Astro 4.5」をご覧ください。