NEC、AI活用型需要予測ソリューションを発売

今回は「NEC、AI活用型需要予測ソリューションを発売」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 NECは6月17日、AIを活用して精度の高い新製品の需要予測を行う「Advanced-S&OP 新製品需要予測ソリューション」を発表した。同社のDXオファリング「BluStellar」の1つとして提供する。

 Advanced-S&OP 新製品需要予測ソリューションは、データ駆動型のアプローチを取り入れることで、従来の個数ベースの需給調整から金額ベースでの精度の高い需要予測を行う。新製品は、販売直後のプロモーションや製品力、外部環境などから販売量が変動するために販売前の予測が難しく、需要を見誤ることで過剰在庫の発生につながるリスクがある。そこで業務知識とデータ、AIを活用して、最適なリソースの配分とステークホルダーの合意形成を実現すべく、複数モデルでの予測の実行、納得できる計画立案を支援するとしている。

 同ソリューションでは以下の4つの機能を持つ。

新製品発売時の販売ボリューム予測機能

 類似品をベンチマークとする従来の業務プロセスを踏襲しつつ担当者スキルに依存しがちな類似品の適切な選定、類似品と新製品との条件差を考慮した予測をAIで支援。

レンジフォーキャスト機能

 類似品と新製品との条件差を考慮した予測に加え、一般的な機械学習の予測値など需要変動リスクが確認可能な複数の予測値を提示

需要計画・ステークホルダーとの合意形成機能

 販売促進への計画や供給制約を加味したリスクヘッジアクションを記入可能な専用のレポートフォーマットで各種ステークホルダー間(マーケティング、営業、サプライチェーン管理など)の情報共有、合意形成を促進

年間販売量予測機能

 発売直後の売れ行きを踏まえた中長期の予測分析を行う。マーケティング、営業部門で主導される新製品発売前後の予測プロセスから、サプライチェーン管理部門中心の年間の予測プロセスへとスムーズな移行を実現。

 今回のソリューション製品の税別販売価格は年間1440万円から。料金は使用するデータ量により変動し、別途初期費用が必要になる。NECは、今後5年間で100件の販売を見込んでいる。

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