Datadog、ローコード開発ツール「Datadog App Builder」を一般提供
今回は「Datadog、ローコード開発ツール「Datadog App Builder」を一般提供」についてご紹介します。
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Datadogは米国時間6月17日、ローコード開発ツール「Datadog App Builder」の一般提供を発表した。セルフサービスアプリの迅速な開発と監視スタックへの安全な統合を可能にする。
監視と修復に別々のツールを使うことにより、レスポンス時間が遅くなり、ダウンタイムが長くなる可能性があるとDatadogはいう。問題に対応する際、高い信頼性を持ち、十分に管理されたツールが必要になる。このようなツールは、使いやすく、コンテキストスイッチを最小限に抑えるため、問題発生時、対応担当者が監視データを精査してコンテキストを探し、ホストやほかのインフラリソースを接続し、修復を目的にコンソール間を行き来することによる時間の浪費を防ぐという。
Datadog App Builderは、カスタマイズされた安全でスケーラブルなアプリを監視スタックに直接統合し、組織がオブザーバビリティインサイトに基づいて行動できるようにする。セルフサービスアプリの構築も可能にすることで、組織内の誰でも修復作業を迅速かつコンテキストスイッチ不要で実行できるようになる。
ユーザーインターフェース(UI)コンポーネント、ブループリントと呼ばれるテンプレート、コネクションと呼ばれるデータ統合、そして、カスタム「JavaScript」コードをサポートすることで、アプリを数週間でなく数時間で構築できるようにすると同社はアピールする。コネクションは、メトリクス、ログ、モニターといったDatadogソースに加え、GitHub、PagerDuty、Jira、Cloudflare、OpenAI、そして、Amazon Web Services、Microsoft Azure、およびGoogle Cloud Platformのサービス群といった主要なツールやプラットフォーム向けのすぐに使える550以上のアクションも含む。
これらのカスタマイズされたアプリは、技術およびビジネスユーザーの両方がインシデントにDatadog内で対処できるようにすることで、大規模な問題修復を加速するのを支援するという。高いクラウドコスト、Kubernetesのデプロイ失敗、システムを攻撃する悪意あるIPといったインサイトをDatadogから得た場合、アプリを使うことでコスト高なワークロードの終了、デプロイの再実行、悪意あるIPのブロックのためのアクションがワンクリックで可能になると同社は述べる。