KADOKAWA、473件の悪質な漏えい情報の拡散行為を認識–法的措置へ作業中
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KADOKAWAとドワンゴは7月12日、サイバー攻撃者が同社グループから窃取し暴露した情報をさらに拡散するなどの悪質な行為について、7月10日時点で473件を認識したと発表した。法的措置に向けて作業中だとしている。
同社グループは、6月8日未明にサイバー攻撃によるシステム障害が発生し、ランサムウェアなどを用いたサイバー攻撃者に個人情報などのデータを窃取された。同27日頃に攻撃者がダークウェブサイトに情報を暴露し、同社は7月3日までに暴露情報が漏えいしたものである可能性を認めていた。
同社は7月5日、第三者がダークウェブサイトから情報を取得し、匿名掲示板やSNSなどでさらに拡散するなど悪質な行為をしているとし、法的措置を徹底的に講じると表明。同10日には法的措置の準備を開始したことを発表した。
10日時点で同社が認識した悪質な行為は473件あり、内訳はドワンゴに関する内容が「X」で133件、「5ちゃんねる」で237件。まとめサイトで26件、「Discord」その他で24件の合計420件。角川ドワンゴ学園に関する内容がXで8件、5ちゃんねるで41件、まとめサイトで1件、その他で3件の53件だとしている。
同社は、まず悪質行為があったウェブサイトの運営者に削除を要請し、既に複数の投稿が削除されたと説明。また、運営者に悪質な行為した人物を特定するための発信者情報開示を請求しており、証拠を保全した上で、悪質性の高い情報拡散者に対する刑事告訴や刑事告発などの作業を進めているとした。