IFS、石油・ガス産業向けに製品強化–「IFS.ai」でバックオフィスを効率化
今回は「IFS、石油・ガス産業向けに製品強化–「IFS.ai」でバックオフィスを効率化」についてご紹介します。
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まず、石油・ガス産業や資源産業向けに特化したソフトウェアを提供するビジネスユニットのIFS Energy & Resourcesでは、石油・ガス会計ソリューションの最新版「IFS BOLO 15」を発表した。
IFS BOLO 15は、AIソリューション「IFS.ai」を搭載し、ワークフローの合理化、再作業の大幅な削減、監査の簡素化など、バックオフィスの作業を大きく効率化する。また、ユーザーインターフェース(UI)の刷新によって操作が直感的になり、習得にかかる時間が短縮される。コード、ネットワーク、データレベルの多層セキュリティにより、強固な保護を提供する。Microsoftのビジネスインテリジェンス(BI)ツール「Power BI」との連携にも対応した。
次に、IFS BOLO 15リリースに含まれる新しいAP請求(買掛金に関連する請求)機能を追加して、「IFS Excalibur」「IFS Qbyte」「IFS IDEAS」「IFS Enterprise Upstream」への投資を拡大できるという。IFS.aiを活用したAP請求モジュールは、最新の自動化技術を提供し、処理時間の短縮、精度の向上、支払いサイクルの最適化を通じて生産性を向上させ、キャッシュフローを改善する。さらに、セルフサービスポータルを通じてベンダーとの関係が強化することができるという。
3つ目は、新しいブラインリース(brine lease)機能になる。ブラインリースとは、石油・ガス産業で塩水(ブライン)を採取するためのリース契約。同機能は、石油・ガス産業向け地理空間データ・情報ソリューション「IFS Tobin」のデータを強化した石油・ガス産業向け土地管理ソフトウェア「IFS iLandMan」の組み合わせによって提供され、クリーンエネルギー移行の重要なコンポーネントであるリチウムプロジェクトのリースプロセスを合理化し、運用効率を向上させる。