岡山県瀬戸内市、学校の集金業務を「スクペイ」で負担軽減

今回は「岡山県瀬戸内市、学校の集金業務を「スクペイ」で負担軽減」についてご紹介します。

関連ワード (「GIGAスクール構想」で進化する教育現場、CIO/経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 岡山県瀬戸内市は、学校向け集金サービス「スクペイ」を市内全小中学校・幼稚園の計16校園で導入した。同サービスを提供するMEMEが1月27日に発表した。

 スクペイは集金業務をデジタル化するサービスで、学校は同サービスを通じて保護者に請求書を発行できる。また、保護者はスマートフォンで請求を受け取り、銀行の即時決済かコンビニエンスストアでの現金支払いができる。集金画面は直感的に操作できる設計となっており、管理画面上の帳簿に自動で反映されるため、残高の確認や収支管理を一元的にできるとしている。

 瀬戸内市の学校では従来、給食費や教材費などの集金を、学校での現金の受け渡しを基本としており、保護者や教職員の負担の改善が喫緊の課題だったという。加えて、保護者から学校集金のキャッシュレス化について要望もあり、集金管理システムを導入の検討を始めた。システム導入に向けて、同市では業者選定のために教職員や学校の事務職員を含めたプロポーザル審査委員会を発足し、より学校の集金業務の実態に即したシステム導入を目指した。

 審査の結果、2024年10月からスクペイによる集金を開始。現金の紛失リスクが低減したほか、システム上で請求や督促ができるため、学校における集金業務の負担軽減につながっているという。また、請求書などの配布物も減り、印刷代や用紙代の削減にも寄与している。

 同市では今後、システムの使用感を学校からフィードバックし、システムを改善することで、保護者の利便性向上と教職員の集金業務の確実性・効率性の向上を図るとしている。教育委員会では学校と一体となり、教育の質の向上につながる業務改善に取り組んでいくという。

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