マイクロソフト、「Copilot Connectors」発表。CSVファイルからOracle、Salesforceなどさまざまなサービスやデータソースと接続しAIが理解
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マイクロソフトは日本時間5月22日から開催中のイベント「Microsoft Build 2024」で、Microsoft Copilotをさまざまな外部のサービスやデータソースと接続することで、Copilotがそれらのデータを読み取り理解できる新機能「Copilot Connectors」を発表しました。
Copilotが外部サービスの情報や状況を読み取って理解する
Microsoft CopilotはもともとOutlookやExcel、Teamsといった同社が提供するMicrosoft 365製品のデータを読み取って理解し、それを基に生成AIが文章やプレゼンテーションの作成などを提供するサービスとして登場しました。
Copilot Connectorsは、このMicrosoft Copilotが読み取って理解するためのデータソースを同社内外のさまざまなサービスやデータベースなどに拡張するものです。
例えば、契約書管理サービスの「Docusign」とCopilotを接続すると、人事や法務、営業などの契約に関連する部署の従業員が自然言語を使用してCopilotに契約状況や要約を尋ねたり、契約書の中から重要な情報を抽出したり、契約の進行状況に応じてリマインダーを送信したりできるようになると説明されています。
Copilot StudioでCopilot Connectorsを設定
Copilot Connectorsのインストールと設定は、Copilotのカスタマイズなどを可能にする「Copilot Studio」で行います。
コネクタはPower Platformで用意されている約1400種類のものを含むと説明されています。CSVファイル、SQL Server、Oracle Database、Amazon S3、Salesforce、SAPなど、主要なサービスやデータソースはほぼ網羅されていると言ってよいでしょう。
Copilot Connectorsは今年(2024年)6月からデベロッパープレビューが提供される予定です。
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