凸版印刷ら、ふじみの救急病院で新型コロナの検査結果を管理する実証
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ふじみの救急病院、凸版印刷、プリベントサイエンス、タウンズは、抗原定性検査キットによる定期検査とアプリケーションを組み合わせ、新型コロナウイルスに関する「検査結果管理」の実証試験を行っている。
同実証は、ふじみの救急病院に勤務する職員とその家族を対象に、9月1日〜10月31日まで実施している。参加人数は200人を予定しており、検査数は2万例を想定している。
実証に参加するふじみの救急病院の関係者は、出勤前や体調不良時に自宅で抗原定性検査キットを用いてセルフ検査を実施する。その後、アプリの情報連携機能を利用し、検査結果を病院側と共有。病院側の管理責任者は管理画面を通して検査結果を確認する。
アプリにより一元管理された検査情報のモニタリングを実施することで、職場における新型コロナウイルスの感染拡大防止につながる運用方法を検証する。
同実証では、唾液を検体としたタウンズの新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)抗原定性検査キット「イムノエース SARS-CoV-2 Saliva(2次元コード付)抗原定性検査キット」を利用する。さらに、凸版印刷が開発したウェブアプリケーション「PASS-CODE」を活用して、検査結果を管理する。
PASS-CODEは、新型コロナウイルスのワクチン接種履歴、抗原定性検査およびPCR検査の履歴を管理する。事前にイベントコードと取得する情報を管理画面から設定し、アプリを通じてユーザーの許諾を得ることで、アプリ利用者の抗原定性検査とPCR検査の最新結果を責任者が確認できる。