三十三銀行、仮想データ統合ツール導入で営業マネジメントシステム構築
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ダイナトレックは、三重県四日市市に本社を置く三十三銀行へ同社が開発・販売する仮想データ統合ツール「DYNATREK」を提供したと発表した。同ツールは、同行の営業マネジメントシステムとして運用を開始している。
DYNATREKは、ダイナトレックグループが1980年代から開発を進めている「仮想統合技術」を用いた製品。金融機関向けビジネスインテリジェンス(BI)製品として、約30行の地域金融機関の全社的なBIシステムに採用されている。
DYNATREKを活用した新しい営業マネジメントシステムは、同行の情報系データベースや収益管理システムと接続しており、行員は直感的なインターフェースを用いて、さまざまなデータソースに格納されたデータを一つの画面で操作できる。
また、営業店での事務作業負荷が大きかった業務計画の策定作業や貸出金の着地予想について、従来の業務帳票のレイアウトを変えることなく、システムから取得可能な数値を自動取得する仕組みが構築され、業務効率化が実現しているという。
システムの構築は、2022年8月に着手、同月から要件定義を行い、約4カ月で完了した。構築作業は三十三銀行とダイナトレックが行った。
三十三銀行では、営業店から同行の豊富なデータ資産へのアクセスを容易にする必要があり、DYNATREKの導入に至った。今後は、営業活動の効率化や事務作業の削減に向けて、このシステムの活用を進めるという。