オラクルがクラウド市場で好調な要因と今後
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クラウド事業でOracleの業績が好調に推移している。2022年6~8月期の売上高は、前同期比45%増の36億ドル規模となり、Amazon Web Services(AWS)や「Azure」を擁するMicrosoftなど、同時期の競合他社に比べて伸び率が最も大きかった。
2022年12月12日に発表した9~11月期の決算でも、IaaSとSaaSを合わせたクラウド分野の売上高は38億ドルとなり、ドルベースでは43%増だった。売上高の急増に寄与している要因の1つは、2021年12月20日に発表した医療IT企業Cernerの買収である。買収発表時点でOracleが「Cernerの事業を世界のさらに多くの国に拡大するのに伴い、今後Oracleにとって大きな収益成長のエンジンになる」と述べた通りの結果となっているようだ。
規模はまだAWSなどには及ばないものの、長期的に見ると、クラウド事業への注力を表明するOracleの動きは、クラウド市場の活性化に向けて面白い動きと言える。最近のOtacleのクラウドに関する記事を集めた。