コーセー、カウンセリング基盤のソフトウェアテスト自動化–110時間以上の工数削減
今回は「コーセー、カウンセリング基盤のソフトウェアテスト自動化–110時間以上の工数削減」についてご紹介します。
関連ワード (マーケティング等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
コーセーは、AIを活用したソフトウェアテスト自動化プラットフォーム「Autify」を導入した。提供元のオーティファイが7月2日に発表した。同社は、コーセーのカウンセリングプラットフォーム「WEB-BC SYSTEM」における品質向上とソフトウェアテストの効率化に向けたサポートを実施した。
コーセーの情報統括部DX推進課は、同社のブランドにおける顧客体験(CX)の向上に取り組んでいる。WEB-BC SYSTEMは、ユーザーがカウンセリングの予約から商品の購入までを一気通貫で行えるプラットフォーム。コーセーは同プラットフォーム上で、店頭のイベントを事前に予約できる「店頭予約システム」、画面上で化粧品特有の繊細な色や質感を再現する「ビデオカウンセリング」、拡張現実(AR)を活用して遠隔で商品を体験できる「デジタルカウンセリングツール」を提供している。
近年、ITを活用した取り組みが全社的に広がる中、活用するシステムの数と規模が拡大し、リグレッションテストの工数増加が課題となっていた。そこでAutifyを導入し、従来手作業で行っていた緻密なテスト作業を自動化した。その結果、テスト工程が大幅に効率化し、チームで合計110時間以上の工数削減が実現した。担当者は、削減された時間を新しい取り組みの検討に活用できるようになったという。