AWS、リードもライトもスケールするPostgreSQL、「Amazon Aurora PostgreSQL Limitless Database」正式リリース
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本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Amazon Web Services(AWS)は、読み込み性能も書き込み性能もスケールする新サービス「Amazon Aurora PostgreSQL Limitless Database」の正式リリースを発表しました。
一般にPostgreSQLではリードレプリカを増やすことで読み込み処理を複数のデータベースサーバに分散させることで、読み込み性能をスケールさせることが可能です。
一方で書き込みはマスターデータベースを稼働させているデータベースサーバのみが処理を行う必要があるために、書き込みをスケールさせるのは困難でした。
Amazon Aurora Limitless Databaseではこの仕組みを刷新。PostgreSQL内部でデータベースを複数のシャードに分割し、分散した複数のシャードをクラスタとして構成。このスケーラブルなクラスタに対してリードやライトの処理を行えるようにすることで、リード性能やライト性能をスケーラブルにしています。
Amazon Aurora PostgreSQL Limitless Databaseは約1年前に開催されたAWS re:Invent 2023で発表されており、それが今回正式サービス化になりました。東京リージョンでも利用可能になっています。
参考:[速報]AWS、読み込み性能も書き込み性能もスケールする「Amazon Aurora Limitless Database」プレビューを発表。AWS re:Invent 2023