片柳学園とオートデスク、センター開設–AI・デジタル化に対応のものづくり人材育成へ
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片柳学園とオートデスクは、日本工学院八王子専門学校内に「オートデスクイノベーションセンター」を開設した。
片柳学園は、大学・大学院、専門学校、日本語学校を有する総合学園。そのうち日本工学院は日本最大級の総合専門学校で、約26万人の卒業生を輩出している。また東京工科大学は、コンピュータサイエンス、メディア、工学など6学部を有する。
同センターは、モノづくり設計とAI教育を連携させ、設計・製造分野の未来を担う人材の育成を目的としている。デジタル加工機器や3Dプリンターなどの設備を備え、AIの活用や設計のデジタル化・自動化など、学生が未来志向のプロジェクトに取り組むためのスキル習得を支援する。
オートデスクが提供する、CAD/CAM/CAE/PCBの統合ソフトウェア「Autodesk Fusion」のトレーニングプログラムや、学生による実証プロジェクトも提供する。これにより設計、イノベーション、材料研究、機械加工などのワークフローをサポートする。
片柳学園とオートデスクは、教育ライセンスの導入支援、教員向けトレーニング、カリキュラムの共同開発、AI機能(ジェネレーティブデザイン)を活用した学生プロジェクト支援などを段階的に行っている。日本工学院八王子専門学校は、同センターの開設を通して、テクノロジーカレッジのロボット科や機械設計科を中心に、次世代のものづくりを担う人材の育成を推進する。