PKSHA、AI面接支援「PKSHA 面接コパイロット」—面接業務を効率化
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PKSHA Technology(パークシャテクノロジー)は4月4日、AIによる採用活動支援ツール「PKSHA 面接コパイロット」のベータ版を3月にローンチしたと発表した。4月に協力企業とのトライアルを開始、ベータ版へのフィードバックを募集する。その後8月に本番リリースを予定している。
このツールは、同社が展開する総合ソリューション「AI Suite for HR」の一環として開発され、面接業務の効率化と標準化を目的としている。
近年、採用市場の競争激化や人材の多様化により、企業には高度な採用活動が求められている。パークシャテクノロジーによると、面接官は限られた時間の中で候補者の能力や適性を見極める必要がある一方、候補者を引きつける役割も担わなければならず、負担が大きいという。また、面接官のスキルや経験によって評価にばらつきが生じることも課題となっている。
PKSHA 面接コパイロットは、高精度な自然言語処理技術を用いて、オンライン面接中のリアルタイムサポート、面接後の業務効率化、評価の標準化を支援する。具体的には、オンライン面接中の会話内容をリアルタイムに解析し、適切な質問を表示することで面接の質を向上させる。また、面接後には会話内容を要約・分析し、評価レポートを生成し、情報整理や共有にかかる時間を削減する。
さらに同ツールは、事前に設定された評価基準に基づき、AIが候補者の能力や適性を客観的に分析することで、評価の標準化を実現する。面接官の主観や偏見による評価のばらつきを抑え、公平な評価を支援する。
同社は、複雑な人事領域をAIで支援するサービスの開発に着手した。グループ企業であるタレントアンドアセスメントの採用コンサルティング・採用業務の代行(RPO)のノウハウも組み合わせることで、多角的なサービス展開を目指す。まずは採用領域からスタートし、将来的には人事領域全体を網羅するサービスへと展開する予定だ。