CRI、メタバースなどで実在感のある会話を可能にするボイスチャットを提供
今回は「CRI、メタバースなどで実在感のある会話を可能にするボイスチャットを提供」についてご紹介します。
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CRI・ミドルウェア(CRI)は、コミュニケーションミドルウェア「CRI TeleXus」(TeleXus)の提供を開始した。メタバースをはじめとしたデジタルエンターテインメントでの没入感やユーザー体験の向上に寄与する。
同製品は、頭部伝達関数(HRTF)を応用したシステムを導入し、空間オーディオ対応ボイスチャット機能を提供している。これにより、一般的なステレオヘッドフォンでも自身の周りを囲むように話しかけられている感覚を味わえる。
前後左右さまざまな方向から話しかけられる感覚を再現でき、複数人が発話している状況でも、それぞれの声がしっかり分離されるため、クリアに聞き取れるという。これにより、仮想空間においても実在感を感じられる会話が可能になるとしている。
2022年5月から提供中のアーリーアクセス版が提供されているが、今回提供する正式版ではボイスデータの加工や音量バランスの調整が容易になるサウンドミドルウェア「CRI ADX」との連携や、ボイスチャットの音質をよりクリアにする音質改善等の機能強化・製品改善を行っている。また異なるプラットフォームを使用しているユーザーをつなぐクロスプラットフォームボイスチャット対応となっている。さらに独自の通信技術によって大幅に通信帯域を削減し、リーズナブルな価格でボイスコミュニケーションシステムをさまざまなコンテンツに導入できる。
TeleXusはAI通訳機能など新たなコミュニケーションを実現する機能拡充を予定しており、今後の開発ロードマップも合わせて公開した。異なる言語の話者の会話をサポートする「AI通訳」やゲームのプレイ画面を共有しながら会話ができる「ビデオチャット」など、コミュニティーを拡大させてコミュニケーション体験を向上させる機能を提供予定だという。